この道を行けば
 どうなるものか

危ぶむなかれ
 危ぶめば道はなし

踏み出せば
 その一足が道となり
  その一足が道となる

迷わず行けよ
 行けばわかるさ






行くぞーーー!!!


1・2・3…

22-01

ダァーーーーーー!!!!
(画像は'04春・綱引き選手権にて、ビンタで鼻血を出させたなかやまきんに君らと一緒に)


噫 アントニオ猪木(1943-2022)
本当にありがとうございました。








◆ 「当たり前」への感謝



ということで、
どうも、エビマヨ武勇伝です。


この秋も、祭りが終わりました。
(仕事とプライベートが過密でずいぶんと脱稿が後回しになってしまいました)


いつも熱りが冷めた折にたった独り綴っているこの記事ですが、
なんだか今回はいつもと違う感慨深さを持って書いている…そんな感じがします。


というのは、私が感謝祭関連の活動の主軸としている、
有志企画「オールスター前夜祭」が10周年という節目を迎えたこと。

そして、ひたすらに暗いニュースが続く中で、
この秋のクイズの祭典が全て無事に開催できたこと。

なんか仰々しい言い方をしていますが、
半年に1回の開催がスケジュールされているとはいえ、
コロナ禍や戦争、そして各界の著名人の訃報が相次ぐ昨今、
当たり前が当たり前でなくなることが、今や新たな当たり前になりつつある中(?)
こうやってクイズ好きの同志が集まってワイワイやれる場があることに、
まず我々は感謝しなければならないと思っています。


そして、その企画達が今日まで形を変えながら続いてきたことにも
我々は併せて感謝しなければならないと思っています。



もう鮮度を失っている加藤浩次のアレを引用する気は流石に失せましたが…苦笑
「当たり前」を続けていくのって、結構大変なんですよね。
それで、やればやるほど「途切れさせてはいけない」というプレッシャーにもなる。

まぁこれは視聴者からすれば「そんなもん知らん」で済んでしまう話なのかもしれませんが、
作り手としては「今までの形を保ちつつどうやれば"面白い!"と思ってもらえるか」、
(少なくとも本番が近い時期の私は…)常に考えています。


幸いなことに、クイズという性質上リアクションは返ってきやすいので、
出題して初めて(あるいは全て終わって初めて)
ちょっとは報われたかな…という気になるんですね。

少なくとも私は、「前夜祭」の10周年に立ち会ってそう感じました。


今回、公式企画として
・「オールスター感謝祭」
・「オールスター後夜祭」
・「オール視聴者感謝祭」

また、有志企画として
・「オールスター前夜祭」
・「オールスター学園祭」
・「オールスター後の祭」

以上「六大祭」(久しぶりにこの言い方使いました←)。
いずれも前回に引き続きの開催となりましたが、
みんな「オールスター感謝祭」という共通のクイズフォーマットを使って
半年に1回TBS周辺で盛り上がる企画です。
総放送時間19時間半。総問題数394問。

…こんなの異常じゃありません??←


後ほど本家・有志の関係についても触れますが、
まずはこういう機会が半年に1度ある…ということ自体に感謝しないとですね。



いつも本家・有志を問わず企画群を並べてくださるこちらのお二方にも、改めて感謝です。
本当にありがとうございます。







◆ 企画別感想戦


さぁて、お待たせしました。
お待たせしすぎたのかもしれません!
(花梨亜理栖のせいでまた変なの覚えちまったよどうしてくれるんだ←)


ここからは恒例の誰得総括マシンガン感想放談
やっていきます(早口言葉みたい↑)

いつも言っていますが、
これからの記述の一切はすべて個人の感想です。
また、それぞれの企画へのコミットの濃淡がそのまま記事の分量に比例しており、
さらに今回もまた開催日程順とは関係なしに進めています。


以上をご理解のうえで、ここからの記述に目を通して頂けますと幸いです。



執筆に2か月近くかかったのをいいことに、
今回は"六大祭"以外に「Express」「当たって大体25%」についても
チロッと振り返ってみたいと思います。




◆ オールスター学園祭

まずは別件になりますが、9/12~18の1週間にわたって行われたクイズYouTuberの祭典
Quiz-FES 2022楽しくなければクイズじゃないじゃ~ん!!
の主催、大変お疲れ様でした。(↑クリックで再生リストへジャンプします)

私も「呑み処はつかぜ」枠で、
AiRBLUEに身を窶した「前夜祭」スタッフ陣(内、私を含む3名が飲酒)
PS2の感謝祭ゲーム(秋版)を人海戦術で攻略する
という
Quiz FES屈指の迷コーナーに出演させて頂きました。


私、実のところYouTubeに動画をアップするようになってから12年になるんですけども、
(初投稿は中学2年生の時分、
 Windows Movie Maker初心者丸出しでキーボードクラッシャーに字幕を付けるという
 何ともしょーもない内容ですが、この際なので張っておきます←)


そんな中、YouTubeで声出ししたのは今回が初めてになります。
(それも、今流行りのVTuber[※モドキ]スタイルで←)

クイズって作る時と解く時とで使う脳がまるで違うので、
私たち回答者としてはそう上手く立ち回れていないというのが、
先の「呑み処はつかぜ」を見ればお分かりいただけると思います←

まぁ、こうやってお酒片手に臨んだ企画ですが、
「Quiz FES」の盛り上がりのほんの一部分でも担うことが出来たのならば何よりですね。


さて、、、

こうした特大プロジェクトの後で立て続けにやって来たビッグイベント「学園祭」。

相当準備も大変だったと思います。

さらに生放送というのは本当に何が起こるか分からないもので、
本番中に宮崎県で震度5弱の地震発生(開催地熊本でも震度3)というハプニング。
「カメラマンが慌てて手ぶれしまくる」というギャグが洒落にならなくなってしまいました←
(直前までTBSを映していたテレビを慌ててNHKに変えたら
 「緊急地震速報」がしっかりと出ていて流石にビビりました)

こうしたゴタゴタもあって、イチ視聴者から見ても
「あぁ~カットになったんだな~」という空気が隠し切れない場面がちらほらと…
わずか1時間の生放送なので、これはしゃーない。。。

とはいえ、OAされた問題の中でも我々視聴者の度肝を抜いた瞬間が。


22-02

22-03


井手らっきょ
ご 本 人 登 場


おなじみ学園祭のひっかけの中でも想像のはるか上を行く展開。
実は我々「前夜祭」スタッフ陣で通話しながら参加してたんですが、
全員揃ってひっくり返りました←

(この瞬間に、井手らっきょさんの地元が冨田さんと同じ熊本というのを初めて知りました←)

いや~、有名人と仕事できるなんて本当に羨ましい。

近日メンバーシップ限定で
「井手らっきょとクイズ番組」という対談コーナーも配信されるということで、
裏話大好き人間の私としては、(財布と相談しつつ)是非お聴きしたいなぁと…。

もう今回は「らっきょ回」といっても過言ではないぐらいのインパクトでした。

日本ハムはもうある意味平常運転でしたね(笑)
22-04


そうそう、
今回、次期スタッフのネオンくんが粗品ゲットしたんですが、私は相変わらずノーヒット…
視聴者祭で栄養食パン当てたし、次回こそ粗品当てるぞ!!





◆ オールスター後の祭

いつも日程の関係で大トリになってしまう、まさに「後の祭」。

予告編でこれ流れた時は笑わせて頂きましたw

22-05

池上鉄郎さん、こういうのもイケるクチなんですね←

前回に引き続き問読みを置いたものの、ほぼワンオペで進める生放送。
自分のペースで進められる分、数倍の作業を同時にこなすことになるので、
バタバタになるのは仕方のない事です…
(テンポ感って大事ですよね。個人的な感想ですが、画面の操作に精一杯になるあまり、
 アンサーァァァァァチェツッッッック・・・と0.25倍速化するのはそろそろ脱却したいところ)

ただ、前回も同じことを言いましたが、
「後の祭」の問題は数ある感謝祭再現企画の中でも一番解き応えがあります。
はっきり言って1問1問メチャクチャむずいんですが、
正解を聞いて「へぇ~」「なるほど~」と、ちょっとトクした気分になる問題が多いので、
悪い気はしないですよね。

そういえば、今シーズンの有志企画の中で全問題予選落ちナシというのはこの「後の祭」だけです。
というか、Googleフォーム回答である以上システム的に予選落ちを導入しようがないんですが、
そうしたハンデが逆に1問1問じっくり考えないと解けないような良問を生み出してるのかなぁ…
…なんてことを思ったりもしました。

いや、でも昔の「前夜祭」は予選落ちがないのをいいことに、
もう私含む各スタッフがホントに好き勝手に難問珍問ばっかりガンガン作っていたりして…
「後の祭」はアルマカン君の倫理観もあって、そうした暴走までは至っていないようですね苦笑。

そんな「前夜祭」からも少なからずインスピレーションを受けてくださっているようで、
本当にありがとうございます。

まさか「どっちカニ」がまた見れるとは・・・

22-06
↑後の祭’22秋   前夜祭'21春↓
b-8

凄いもんですよ・・・
オマージュに別のオマージュを掛け合わせたものをさらにオマージュされるという…


「人ごみマラソン」は前夜祭でもチラっと候補に挙がったんですが、
「操作感が難しい」という理由でボツになっていた…というのはナイショ。

22-07

同じニコ生開催同士、こういう新市場イベントもどっかで融通が必要になってくるのかも…?

・・・と、偉そうなことを言っている私ですが、
前々日から前夜祭・本家感謝祭・学園祭・後夜祭、そして視聴者祭と、
立て続けにクイズの祭典に立ち会っているうち、クタクタになってしまい・・・
結局、前半終了時点で戦線から離脱してしまいました。ゴメンナサイ!!
(総括記事とか抜かす割に後半は追っかけ視聴で拝見させて頂いてます…
 離脱直後はもうガッサリ寝てしまいました←)

今後も、ハイクオリティな問題を楽しみにしています。
ニコ生から感謝祭界隈を盛り上げる者同士、お互い頑張っていきたいですね。






さて、そろそろ振り返るとしますか・・・



◆ オールスター前夜祭

  祝  10  周  年  

何よりもまず、
やれてよかった!
そして、
やってきてよかった!!


ご参加いただいた皆様
本当にありがとうございました

顧みれば、2005年にメジャー氏が今は亡きFlashでネット版感謝祭の礎を創り、
その意志を継いだminor2nd氏がニコニコ生放送で感謝祭企画を立ち上げて、丸10年。


いや~、ほんっとうに長かった!!


いや、よく「10年間あっという間でした~」とかいう感想も耳にしますが、
何せ今年で26歳の私にとって、ここまでの10年間というのは、
人生の5分の2、物心つく年齢から起算すればほぼ半分になります。
(2012年、私は(ロクに青春もできていない)高校1年生でした)
この10年間、本当に、本当に、本当に色々な事がありました。
決して楽しいばかりの10年ではありません。
何せ、大人として成長しきってない年頃、苦い経験も数知れずあります。


でも、10周年というこの大きな節目に、まさに現場で立ち会えたというのは
自分自身、奇跡だと思っています。


改めてになりますが、私を再び運営チームメンバーとして温かく迎え入れてくれた、
ちえなみくんストンさんジェームズ・ポッターさん相坂サイカ(お塩ひとつまみ)くん
souchanくんTK.ShiさんOMAJINAIさん村の月(花梨亜理栖)くん
そして何より、はつかぜに心の底から感謝しています。

ありがとう。



今までの10年間、断続的にスタッフとして関わる中で、
その時々でさまざまなメンバーと行動を共にしてきたわけですが、
マジで今回のチームが前夜祭史上最強と思っています。

まず第一に、今回のメンバーの中には
1人よがりな事をして組織の和を乱す「チームブレイカー」がいません。

過去、幾度とあったピンチの根本には、このチームブレイカーがいたこと、
あるいは自分が知らず知らずのうちにチームブレイカーになっていたことがあります。

とりわけキーパッドが導入され、大規模化の進んだこの2~3年あたりは、
チームブレイカーの存在なくとも大会を回していくのに相当の労力を要する中で、
さらにこういう人が1人でも混じっていると、それはもうエラい目に遭います。

(覚えている方いるでしょうか、ちょっと今回、キーパッドエラーを巡ってギクシャクしていた時期がありまして、
 その相手がまさにキーパッドを導入した折(3年前)にチームの輪から飛び出した「チームブレイカー」でした。
 つまり、その人自身はキーパッド導入後の運営側の苦労を経験していないのです。
 そんな人に捲し立てられ、ただでさえ2022年は色々あって絶賛メンタルピンチのはつかぜの体調はみるみる悪化。
 放送1ヶ月前、9月頭辺りでは本当にヤバいところまで行ってました。(2010年のめちゃイケの岡村に近い状態です)
 万一に備えて「(3年前のように)代役ホストを立てようか」という話も出たぐらいでした。(過去記事に当時の記録があります)
 幸い、キーパッドの問題は無事解決し、はつかぜ本人の体調も放送が出来るぐらいには回復したのでよかったですが、
 自ら火種を撒いておきながら頭の1つも下げずにしれっと戻ってくるなんて、本当に勘弁して欲しいですね。
 まぁ、そんな人でもクルリと振り向く位の物を作ろうと思ってはいたので、ある意味思う壺ではありましたが)


それが今回、総勢10名という大所帯でありながら、その結束を維持したままやって来れたのは、
今申し上げたチームブレイカーの不存在もさることながら、
テレビ番組談義に始まり、2次元の話、はたまたスケベトークに至るまで…苦笑
こうした"雑談"をコミュニティの潤滑剤に出来ていた、というのも大きかったと思います。

今のメンバーは、みんなフザけるのが大好きな一方で、根は冷静で、優しい人達です。

おかげで、私を含む全員がそれぞれの領域で大いに羽根を伸ばせる環境が整っていました。

例の「ビジュアル殴り」が出来たのも、
まずはこのチームのお陰と言って良いでしょう・・・






さて実をいうと、私は何も最初から’22秋の運営チームに入っていたわけではないんです


事の発端は半年前、’22春のシーズンが終わってしばらくした頃・・・
「Legacy Project」などと銘打って動画化していた’13秋を作り終え、
↓このようになおもヘンテコなネタを打ち出していた時・・・
(しかもフォントは全部フリーフォームという…)



ふと思ったのです。
昔から本家感謝祭を愛し、それを「前夜祭」という形で表していたけれど、
今でもなお本家感謝祭を愛し続けているということを、どうにかして形に出来ないだろうか…?と。



そこで、やりかかっていた’13年末スピンオフの動画化などまるで忘れて←
新たに手を付け始めたのがコレでした。


 さて、コレは一体何でしょう?

22-08


まるで子供の落書きの様な見た目ですが、
ここから手を加えるにつれてどんどんと激ヤバ化していく様子を
動画にしてみましたのでご覧ください。



も は や ア ホ で す


これをはつかぜ以下内々に見せたところ、
「ヤバすぎるこの人」「サブから素材を盗むな」と。そりゃそうだ←
(これを境に「盗人(ぬすっと)」という呼び名が内々で蔓延する始末で←)

そして、はつかぜから
「こんだけ凄い映像作れんならもう一度スタッフ入ってくれん?」とお声掛けを頂き、
n度目の前夜祭スタッフ復活を果たしたわけです。
ホント、往生際が悪いですねぇ・・・。



それからというもの、
前夜祭は一気にビジュアル大爆発への道を突き進んでいきました。


既にはつかぜが作りかかっていたVTRも、

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た ち ま ち 魔 改 造
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きりたんにヘルメットまで被せる徹底ぶり←



これを皮切りに、

ランキングクイズ




あった?なかった?クイズ


挙句の果ては・・・
5hints'クイズ(©けいつべ)



何をやっているんでしょうか私は←
(一部、Quaggaの主souchanとの共犯もあります…ありがとうsouchan。)


製作しながら思ったことなのですが、
「前夜祭」で4代目CG(=今の本家ver)を使うようになってからも3年が経ち、
今や”普通”の感謝祭風クイズをやっていたのでは差別化が出来ない時代です。

これは半年前の春、やまいもTAICHIの企画を見た時にも思いました。

誰だって作れちゃうような、そんなありきたりな内容では絶対に満足させられない。
それこそ「前夜祭でしか見られない奇跡の瞬間」を生み出さなければ、
視聴者の記憶に残らない・・・!!

ということで、素人の手作り感を極限まで無くし、
極限まで姿形を本家に寄せ、ひいては本家を越えたインパクトをも追い求める
人呼んで「ビジュアル殴り」をバカスカぶちかます
という結論に至ったのです。


こうした姿勢に触発されたか、
スタッフの中にもビジュアル殴りに走る者が現れ・・・



また、本家では有り得ない場面もちょくちょく出現し・・・

例)歌詞かくれんぼでボーナスクイズ

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例)答えの数が分からないXアンサ-ズ

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他にも、もう1問1問にそれぞれにこだわりやウンチクがあって
長文のブロマガでさえも書ききれません。
(だからこそ、動画として自分なりに厳選に厳選を重ねたハイライトを用意したわけです。
こちらにも載せておきますが、
コレ上げた時点で何か満足しちゃって執筆が遅れたというのもあったり…テヘ。)




そう、今回のもう1つのテーマがコレです。

「TBSに怒られろ」
~いや、TBSに怒られないほうがおかしい~




仮にもアングラの「前夜祭」ですが、回を重ねて規模が大きくなるにつれ、
’15春で本家のナレーションを務めている田子千尋さんにツイッターをいいねされたのに始まり、
'18春では本家の作家の矢野了平さんに知られ、さらにはSASUKEの乾城主にも知られ、
昨年はオリコン公式Twitterに前夜祭アカウントが誤って引用されるという珍事件も発生。

そして今回・・・

永野 敏一
株式会社TBSテレビ 総合編成本部 編成局 プロモーション部 オンエア情報担当

つまり、作家どころではなく、完全に局の中にいる、それも結構エラい方です。


はっきり言って、バレたバレてないの次元ではなく、
白日の元に晒されている状態です。


ここまでくると、もうコソコソともしていられず、
例の"ビジュアル殴り"を含めてTBSにタイマン張りに行ってます。


事実、キーパッドシステム「Quagga」に登録された回答者の人数は、
(今回から途中参加機能を実装したのもあって)放送終了時には163人に到達。
’12秋の企画開始当初は20人程度でひっそりとやっていた「前夜祭」ですが、
とうとうコロナ禍前の本家感謝祭の規模に追いついてしまいました。



そして、別章でも触れますが、今やこんな状態です。

22-17
↑前夜祭  感謝祭↓
22-18


完全にやってます。



ただ、こうしたオフィシャルの方たちにくれぐれも分かって頂きたいのは、
私たち、決してTBSが憎くてやっているわけではありません。
(そりゃ「昔のようにクイズ出せ出せ」と騒ぐ輩も相変わらずいることにはいますが…)


今回、例の"ビジュアル殴り"の中には
テレビ進学塾ダウトをさがせ!のようなTBS往年の名クイズ番組にフォーカスしたものもあれば、
THE TIME,  ラヴィット!など、今のTBSに焦点を当てたものもあります。
凄く変な話ですが「面白いコンテンツであるほど、よくパクられる」というのは本当な気がします。



そう、みんなTBSが大好きなんです。


※事実、「前夜祭」に参加された人の中には、
 朝イチからTwitterでTBS実況を展開する、「TIME実況勢」も数多くいらっしゃいますし、
 「前夜祭」運営スタッフの大半が「ラヴィット!」ファンです。
 (確実にあさチャン・グッとラック!よりヒットしてます←)


「オールスター前夜祭」とは、
本家感謝祭・TBS・さらにテレビを愛する者たちの
好奇心・探求心の結晶なのです。




(とまあ、大袈裟に言ってますが、今の私達、公式に訴えられたら100%負けます←)



10年間やってきてつくづく思うのですが、
我々有志コミュニティは回を重ねるうちデカくなりすぎてしまったのかもしれません。
また、我々制作陣は技術を身に付けすぎてしまったのかもしれません。

これが今、主宰のはつかぜを別の意味で悩ませている問題:
端的に言えば「頑張りすぎたことによる燃え尽き症候群」です。

ここまでのクオリティのコンテンツを1度作ってしまった以上、
次からは一体どうするのか…? 私自身もすっごく悩んでいます。



まず直面している問題が、参加者の民度の問題です。

おかげさまで、10年の歴史の中で、特にこの2~3年は参加者が回を重ねるごとに増え続け、
先程申し上げた通り今大会の参加エントリーは最終的に163人まで増えました。

しかしながら、人数が増えると同時に、本当にごくごく一部なんですが
言動のおかしい人、あるいは口撃癖のある人をちょくちょく目にするようになりました。
特にこのクイズないしはテレビヲタの界隈はそういう人が集まりやすい体質があるらしく
しょうがないところもあるかもしれないんですが(過去記事参照)、
実際にコメント欄で特定の人を攻撃したりTwitterに心無い書き込みをしたりする人が
出てくる状態になってきました。

あまり昔の話をしてもアレなんですが、
6年ぐらい前に、上記のような内々の青臭い諍いが一因となって、
「前夜祭」は一度打ち切りの危機を経験しているんです。

なので、これをこのまま放置するワケにもいかないんです。

現在スタッフ内では、
「M2Cではなくクローズコミュニティを別に作って、そこで放送してはどうか」
という案が出ています。(外部向けには後日アーカイブ動画として公開)

要は、エントリーの時点で1回フィルターをかけてしまおうという意見なんですが、
「参加してくる人の中に不届者が紛れている可能性って、正味エントリー時点では測れないよね?」
という反対意見もあります。

ただ、これまで通りオープン形式でやるにしても、
参加者の皆様には、人として最低限のネチケットは守って頂きたいですね。
私たちも完全有志として皆様に楽しんで頂くべく企画やっているので、
荒れるようでは本末転倒、モチベーションになりません。


なので、何かしらの「荒らし対策」は打っておきたいというのが本音です。



もう1つの問題は、開催日程の問題です。

皆様意識したことあるかどうかわかりませんが、
本家前夜というのは、イコール思いっきり平日(しかも華金)の夜なんですよね。

これまで前夜祭は感謝祭周辺企画の先陣を切る形で開催されてきましたが、
スタッフが皆「本職」がある(学生・フリーター・サラリーマン)の中で、
やはり期末シーズンの平日というのはクソ程忙しいんです(特に職業:経理の私なんか地獄です←)

つまり、仕事も前夜祭も繁忙期が被るというのはやっぱりキツいんですね。

そんなわけで、最もホットなシーズンから外すのは痛いけれども、
例えばドラマの始まる週(感謝祭2週後ぐらい)とか、
あるいは先日の「当たって大体25%」のように1月ほどズラそうか…なんて話が上がってます。



そうすると必然的に「前夜」の開催ではなくなるわけで、
半年前にお目見えした「オールニコ生感謝祭」というタイトルに
次回から変わります。

さらっと凄い事を言いましたが、、、



先程から言っているように、もはや「本家に対して喧嘩を売っている」に等しい企画です。
本家OA前夜にオマージュという名の丸パクリをぶつけにいくよりも、
ニコ生で独自にゆったりとクイズ企画を楽しもうじゃないかと。


本家シーズンに視聴者参加クイズをやりたい人は、
「オール視聴者感謝祭」の方に行けばいいじゃない。



そういうわけで、熱くなり過ぎた関係をいったん冷ます意味合いを込めて、
次回以降は「オールニコ生感謝祭」として新しい歴史を刻んでいくことになります。


とはいってますが、
今回の回答者の中にはニコ生の本当の"主"であるドワンゴの方もいらっしゃったようで、
ニコ生でTV番組のパクリオマージュを続けられる保証があるかどうかは微妙なんですがね…トホホ。





そんなこんなで、10周年という記念すべき年を迎える中、沸き立つ思いをツラツラ書いてきましたが、

改めて、これまで「オールスター前夜祭」をご愛顧いただきました皆様に
深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


そして、今後は「オールニコ生感謝祭」で引き続きお楽しみ頂ければと思います。

推奨ハッシュタグは「#NTGQ
Niconama Thanks Giving Quiz の頭文字)

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(先程挙げた問題の解決にあたり、目下皆様にアンケート回答をお願いしています)

準備は既に始まっています・・・!!